2023.10.22

初♡プログラミング教室を開催しました！

おーえんくらぶとして初めて開催するプログラミング教室。大阪日本橋からヒロちゃんこと、ダイセン電子工業の田中宏明社長がおーえんくらぶのためだけに、はるばる明石に来てくれました。

着席したみんなの前にはタイヤが4個ついた車のようなロボットと頑丈なケースに入ったiPad。
まずは田中社長から“Fun while Learning・Sharing・Teamwork・Don’t be afraid of making mistakes”（学びながら楽しむ・分かち合う・協力し合う・失敗を恐れない）というプログラミングの心構えについてのお話。

そして、ロボットの操作方法を聞いて、いよいよ、自分が作ったプログラムをロボットに転送！
ブーンと前進して、ピタッと停止。
これだけでも感動だね！

うまく動かなかった子も、なんどかプログラムを修正して、ちゃんと動くようになったね。
最初に田中社長が言った「失敗を恐れない」というのは、こういうことだったんだね。
それから、まっすぐ動かないのは、左右のモーターのスピードが違うから。
左右の出力を微調整したら、うまくまっすぐ進むようになったね。

次の課題は回転。
右か左どちらかのタイヤだけを動かせば、動かしたタイヤの反対方向に曲がったね。
今度は時間を微調整してちょうど一回転する時間を調べて…。
最後は曲がって敷かれたパネルの道を外れずにゴールまで行く、という課題。
直角に曲がるには、さっき調べた一周にかかる時間の4分の1の時間にして、と…。

何度も何度も試行錯誤を繰り返して、ゴールに行けた子もたくさんいたね。
時間がなくて、ゴールに行けなかった子も、たくさん挑戦して、少しずつうまく動くようになってたよ。

最後に田中社長から、プログラミングは算数や数学とも密接につながっているし、世界の仲間とつながるには、英語もとても大切、というお話をしていただきました。

大阪日本橋のダイセン電子工業では、月に２回、ロボット講習会なんかもしてるんだって。
興味のある人は、ダイセン電子工業のホームページを調べてみてね。

スタッフ感想

大阪日本橋から(株)ダイセン電子工業の田中弘明社長（ひろちゃん）を講師に招いて、
プログラミング教室を開催。
今回スタッフとして、ロボットを用いたプログラミング教室に参加しました。
初めてプログラミングに触れる子どもたちから、少し経験のある子どもたちまで、
学年も経験もさまざまな子どもたちが一堂に集まり、それぞれのプログラミングに挑戦しました。

基本操作の練習でロボットを進めたり回転させたりする方法を理解したら、
次はコースを制覇するための課題に挑戦。
「どうすればロボットをまっすぐ前に進められるのか？」「ちょうど90度右に曲がりたいときは？」
いろいろ考えながら各自で試行錯誤。
「途中でわからない！」といっていた子どもたちも、周りに協力してもらいながら問題を解決していくうちに
熱中していき、自分も応援しながら、一緒に熱くなることができました。

印象的だったのは、コースから落ちずにゴールを目指す課題で、子どもたちが一つのやり方だけでなく、
バックで進ませたり、斜めに走らせたりと自分なりのアプローチを見つけ出し、工夫する姿勢。
子供たちの柔軟性と創造力に驚かされました。

コース攻略の時間が終わると、無情にも講師のひろちゃんからプログラムをすべて消してとの指示。
愛着あるプログラムを消すのかと子どもたちからは「え～～～！」との反応。
でも、その後のセンサーを使って衝突を回避する課題にすぐに熱中。
プログラムを書き換えることで、ロボットがどのように動くかを予測して、
予想外の動きをするロボットにワクワクしながら取り組んでいました。

限られた2時間の中でしたが、プログラミングの楽しさを味わいながら、
一つの答えに縛られずに試行錯誤して自分で答えをみつけていく、貴重な経験ができました。
子どもたちだけでなく、大人にとっても学びの多いイベントでした。