2024.06.11
科学❌手品❌工作!?@林まなび隊
〜マニアック解説編〜
6/4(火)林コミセンで開催しました科学工作部分の解説です。
①小4の女の子のしてくれた手品
②ポップコーンの手品
③水に付けると変わる!不思議な絵
以上の3点の解説をします。
では、いってみましょう!!
①小4の女の子のしてくれた手品
手順は以下👇
3つの箱をテーブルの上に並べて置き、ひとつずつ持ち上げて箱を振る。
右端に置いた箱からカラカラと中身の入っている音がする。
箱の位置をシャッフル。
観客にどの箱の中に中身が入っているか指差してもらう。
観客が差したら、左から順番に箱を振っていく。
観客がどの箱を指差しても、なぜか右端の箱だけからカラカラと音が……?!
はてさて、なぜでしょう?
タネは簡単♪
箱の中身はすべて空。
右手に中身の入った箱を輪ゴムで取り付けておいて、右端だけ右手で箱を持って振っていたのです。
何回もやってるとだんだんタネがバレてきましたが、それでも盛り上がる楽しい手品でした(^^♪
②ポップコーンの手品
紙コップに入った乾燥したコーンの種。
手でふたをしてシャカシャカ振れば、ジャジャーン♪
ポップコーンの出来上がり☆
この手品のタネは、出来上がったポップコーンの上に乾燥コーンをポップコーンが見えないように入れます。
たったこれだけ☆
振れば重力で比較的重い種は下に沈み見えなくなり、上には軽くて大きなポップコーンが残るのです。
③水に付けると変わる!不思議な絵
水に付けると変わる!不思議な絵の解説に入る前に👇の写真をみてください。
お魚が三匹並んだ絵<゜)))彡
真ん中の魚を水を入れた円柱に近い形のペットボトルを通して見ると…
あらら?
お魚が逆を向きました。
四角柱に近い形の瓶ではお魚は逆を向きません。
光が違う物質を通るとき、屈折という現象が起こります。
お魚が逆を向く秘密は、ペットボトルの丸い形!
ペットボトルは凸レンズの役割を果たしています。お魚から向かってきた光はレンズの焦点で交差して見ている人の目に届くので、逆向きに見えるのです。
次は細かい凹凸の入ったペットボトルを用意しました。
背景の模様が歪んで見えて、また違ったおもしろい模様に見えますね。
では、水に付けると絵が変わる!不思議な絵の解説に移ります。
上の写真のようにマジックで絵を描きます。
(見やすいようにカードとチャック付ビニール袋で分けて写真を撮っていますが、ビニール袋にライオンの絵のカードを入れて上からなぞるように猫の絵を描いています)
カードをビニール袋に入れて、水の中に沈めます。
するとライオンだった絵が猫になりました(=^・^=)
どうして?どうして??
これも光の屈折が原因で起こる現象です。
ビニール袋に絵を入れて水中に入れると、ビニール袋の中の絵からの反射光がビニール袋を通過する前に屈折、そして水面に達する際に二度目の屈折をするため、反射光は私たちの目には入らなくなるのです。一方ビニール袋に直接描いた絵の反射光は、水面で一度だけ屈折するので、その反射光は目に届きます。結果、ビニール袋に描いた絵だけ見えることによって、絵が変化したように見えたのでした。
次回の林まなび隊は6月25日(火)開催予定です😊
夏休みにはスペシャルな実験教室を開く予定です!お楽しみに!!
お申し込み方法はおーえんくらぶLINEより連絡します。
<明石市教育委員会放課後こども教室事業>